食中毒症状とは

1.食中毒症状とは

テレビのニュースを観ていると食中毒という言葉をたまに目にしますが、そもそも食中毒はどのようにして起こり、どのような症状を引き起こすのでしょうか?
そもそも食中毒とは食べ物を口にすることによって急性胃腸炎を起こし下痢、嘔吐、腹痛、発熱といった症状が現われることです。

食中毒を引き起こす仕組みは以下のように3パターンあるので、仮に自分が食中毒になった場合どれに該当するのか考えてみてください。

【感染型の食中毒】
感染型とは食品が既に細菌に汚染されていて、その食品を口にすることにより、生きた菌が食中毒を発生させるタイプです。
細菌が腸管に到達するとそこで菌が繁殖し、腸管組織を破壊することによって炎症を引き起こします。
そうすると腹痛や下痢、血便、嘔吐、発熱、悪心といった様々な食中毒が現われます。
感染型の原因菌として代表的なのがみなさんも名前を聞いたことがあるであろうサルモネラ菌やカンピロバクター菌といったものです。

【生体内毒素型の食中毒】
生体内毒素型とは菌が腸管内で毒素を発生させることで起きる食中毒のことで、症状は菌によって異なります。
生体内毒素型を起こす菌として代表的な腸炎ビブリオの場合は悪心や嘔吐、強烈な腹痛、下痢といった症状を引き起こします。

【毒素型の食中毒】
毒素型とは既に食品内で細菌が繁殖していて、そこで発生した毒素を摂取することで中毒症状を起こすタイプです。
毒素型の原因菌として代表的なのが死に至る場合もあるボツリヌス菌や悪心と嘔吐を引き起こすブドウ球菌といったものです。

あまり知られていませんが食中毒はこのように大きく3つに分けることができ、それぞれ原因菌や症状が異なると思ってください。